〔34〕 不定詞と動名詞の区分 英文法ノート

 

 英文法ノート㉞  不定詞と動名詞の区分

不定詞→ to + 動詞の原形   動名詞→ ing

<1>目的語に、不定詞も動名詞も同じようにとれる動詞:

begin、start、like、continueなど。

          John continued running.  →ジョンは走り続けた。

          John continued to run.  →ジョンは走り続けた。

 

<2>目的語に不定詞をとるか動名詞をとるかで意味が変わる動詞

remember、forget、tryなど。

 

 「remember to + 動詞の原形」=「~するのを覚えている」

  「remember ~ing」=「~したのを覚えている」

    I remember to post the letter.

→私は手紙を投函するのを覚えている。(まだ投函していない)

I remember posting the letter. 

→私は手紙を投函したのを覚えている。(もう投函した)

 

「forget to + 動詞の原形」=「~するのを忘れる」

 「forget ~ing」=「~したのを忘れる」

       John forgot to meet her.  

→ジョンは彼女に会うのを忘れた。(会っていない)

John forgot meeting her. 

→ジョンは彼女に会ったのを忘れた。(会った)

 

「try to + 動詞の原形」=「~しようとする」

   「try ~ing」=「試しに~してみる」

Mary tried to climb the tree.  

→メアリーはその木に登ろうとした

Mary tried climbing the tree.  

→メアリーは試しにその木に登ってみた

 

「regret to+動詞の原形」=「(これからしようとしていることに)残念ながら~する」

「regret –ing」 =「~したことを後悔する」

 

※stop は、その後に、~ing がくるか、to +動詞の原形がくるかで、意味が異なる。

「stop + -ing」=「~することをやめる」

「stop to + 動詞の原形」=「~するために立ち止まる」

He stopped smoking.  →彼はタバコを吸うことをやめた

He stopped to smoke.  →彼はタバコを吸うために立ち止まった

 

※この「to smoke」は「~するために」という目的を表す不定詞の副詞的用法で、「stop」の目的語になっているのではない。

 

<3>目的語に、動名詞しかとらない動詞

finish、enjoy、give upなど

<4>目的語に、不定詞しかとらない動詞:

want、hope、promise、wish、decide、expectなど

     John wishes to meet Mary.  →ジョンはメアリーに会いたいと思っている

Mary decided not to invite John.

→メアリーはジョンを招待しないことに決めた


 とにかく覚えよう!

 need–ing ~されることを必要とする = need to be + 過去分詞

want–ing ~されることを必要とする = need to be + 過去分詞

 

 


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