〔21〕 副詞 重要ポイント

〔21〕副詞

 

 英文にput on ~(~を着る)やcall on+人 ~(~を訪ねる)

など、動詞を含んだ2つ以上の語でできた一つの動詞のような働きをするものを句動詞といいます。句動詞には、bring up=「~を育てる」や、put on=「~を身につける」のように、「動詞+副詞」からなるものと、look after=「~の世話をする」、listen to=「~をきく」のように「動詞+前置詞」からなるものがあります。ただ、同じonであっても、put onのようにon副詞の場合もあれば、call onのようにon前置詞の場合もあり、これらは、形からだけでは判断するのは難しい場合もあり、その都度辞書で確認していく必要があります。

laugh at~=「~を笑う」のatは前置詞ですが、この場合、laugh at his jokes(○)とはできても、laugh his jokes at(×)とはできません。前置詞の後に名詞がくるからです。

一方、carry out=「~を実行する」のoutは副詞です。副詞を含む句動詞の場合、たとえば、「その計画を実行する」とする場合、carry the plan outのように、「動詞+the plan+副詞」でも、carry out the planのように、「動詞+副詞+the plan」でも、どちらの書き方をすることもできます。

ただ、目的語がthe planなどではなく、代名詞(it、me、herなど)の場合、「動詞+副詞の後」に置くことはありません。

carry it out (○)/carry out it (×)


〔21〕副詞

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