英文法ノート⑩ 過去形~肯定文
<1> be動詞の過去形
現在形の「am」「is」は、過去形にすると「was」となる。
現在形の「are」は、過去形にすると「were」となる。
単数 現在 → 過去 |
複数 現在 → 過去 |
|
1人称 (I かwe) |
am → was |
are → were |
2人称 (you) |
are → were |
are → were |
3人称 (それ以外) |
is → was |
are → were |
<2> 一般動詞の過去形
「たべる-たべた」、「遊ぶ-遊んだ」
というのと同様、英語でも動詞を変化させて過去形を作る。
playであれば playedのように現在形に「–ed」をつけて過去形を作る。
このように「-ed」をつけて規則的に過去形を作る動詞を規則動詞という。
I played the piano.
→私はピアノを弾いた。
She played the piano.
→彼女はピアノを弾いた。
※一般動詞の過去形は、「主語の人称・数」にかかわりなく、すべて同じ形になる。
(3人称単数なのか、そうではないのかは考えなくてよい)
一方、go (行く) の過去形はwentであるが、このように過去形にするときに動詞そのものの形が変わるもの動詞を、不規則動詞という。
※規則性はないので、それぞれ単語ごとに過去形を覚えていくしかない。
ⅰ)規則動詞
基本的に「play – played」のように現在形に「–ed」をつけて過去形を作る。
ただし、以下の場合は、注意が必要。
①語尾が「e」で終わる動詞
→ 「d」をつける。
例)live (住む) – lived / invite (招待する) – invited
②語尾が「子音+y」で終わる動詞
→ 「y」を「i」に変えて「ed」をつける。
例)study (勉強する) – studied / try (試す) – tried
③「ストップ」「タップ」など、日本語で小さい「っ」で表すような発音で終わる動詞
→最後の子音を重ねる。
例)stop (止まる) – stopped / tap (たたく) – tapped
ⅱ)不規則動詞
過去形にすると、動詞そのものの形が変わるもの。
go (行く) – went / have (持っている) – had / drink (飲む) – drank /eat (食べる) – ate / come (来る) – came / make (作る) – made /sing (歌う) – sang / buy (買う) – bought / see (見える) – saw /think (考える) – thought / hear (聞こえる) – heard / など
※以下の動詞は、現在形も過去形も同じ綴りであるが、不規則動詞である。
put (置く) – put / hit (打つ) – hit / set (配置する) – set / cut (切る) – cut / read リード (読む) – readレッド / など
She reads to her children every evening.
→彼女は子供たちに毎晩本を読みます。
She read to her children last night.
→彼女は子供たちに昨晩本を読んだ。
※readが過去形の場合、主語が3人称単数でもsはつかない。
〔10〕 過去形~肯定文