〔20〕数・量を表す形容詞Ⅱ
「いくつかの~」という意味では、肯定文ではsome、疑問文・否定文ではanyを使います。5つとか7つとか頭の中になんとなくでも浮かんでいて「いくつかの~」という場合は、severalを使います。someはもっと漠然とした感じの「いくつかの~」なんです。
ところで上記の例外があり、それは、肯定文なのにanyを使う場合です。「どんな~」という訳になります。
また、疑問文なのにsomeを使う場合、「漠然としているが、確実にそこに存在することが前提となっているもの」の前につけます。
たとえば、Would you like some coffee?=「コーヒーはいかがですか」と相手に勧める場合。これを発言している人は、コーヒーをすでに確保しているわけで、コーヒーがすでに用意してあること前提で、「コーヒーはいかがですか」と勧めているのです。コーヒーが手元にないのに、コーヒーを勧めることはありませんよね。
別の例として、Could I have some water?=「水をいただけますか」の場合も、「そこに水が存在することを前提」として相手に要請しているのです。
〔20〕数・量を表す形容詞Ⅱ