〔28〕 受動態 重要ポイント

〔28〕受動態

受動態の文は、「be動詞+過去分詞」の形で、「~される」という意味ですが、どんな英文でも受動態に書き換えができるわけではありません。受動態に書き換えることができるのは、能動態の文だけです。能動態の文とは、「~を」を含んでいる文のことです。たとえば、「彼はその窓割った」という文には、「この窓を」の「~を」が含まれているので、この文は能動態の文といえます。

英語でいうと、Ken broke the window.ですが、これは能動態の文です。これを受動態に書き換えてみると、The window was broken by Ken.です。能動態から受動態に書き換えるとき、「主語(~は)」⇒「by~(~によって)」に、「~を」⇒「主語(~は)」に、そして「動詞」⇒「be動詞+過去分詞」と変わります。ここでは、Ken⇒by Kenに、the window(~を)⇒The window(~は)に、broke⇒was brokenに変わっています。

ただし、この①と②は全く同じニュアンスではありません。①の文ではthe windowが、②の文ではky Kenが相手に新たに伝えたい情報になるんです。①であれば、「ケンが割ったのは、(ドアでも床でも花瓶でもなく)窓なんです!」、②であれば、「その窓を割ったのは、(トムでもレオナルドでもジョニーでもなく)ケンなんです!」というようなニュアンスになります。


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